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王様、小学校最後の運動会です。 毎日見慣れた王様ですが、ふと、、、、周りを見ると、随分と背が伸びてます。 それをきっかけに、振り返ってみると、1年生の運動会の時、6年生のリレーを見ながら、 『あんなに立派になるには、まだまだ、時間かかるなぁ・・・』なんて思ってました。 そんなことを思いながら運動場を移動していると、昨年、定年退職された音楽の先生が、観に来ていらっしゃいました。 王様はこの先生が大好きでした。 小学校1年生の1学期、王様はどうしてか、学校へ通うのに挫けて、、、、文字通り、本当に毎日引きずって学校へ連れて行きました。 何が嫌だったのか、いまひとつ理解できませんでしたが、当時の王様の主張は、、、、 ・ひらがな、カタカナはもう知ってるのに、何でまたやるのか? ・先生は、いつも、いつも、詰まんないことで怒ってる ・学校探検とか、耳鼻科検診とかで、休み時間がなくなる というようなことでした。 時には、教頭先生に直訴しにいき、、、、先生の返事に納得できないときは、そのまま家に戻ってきたこともありました。 私は、かなり困りました。でも、とにかく、毎日毎日、王様を引きずるか、車に乗せて学校へ連れてゆきました。王様も泣いてたと思うけど、私も泣けてきそうでした。 学校へ行っても教室まで行けずに、門を入ってすぐのところにある“心の相談室”で授業を受けました。 そういう私を励ましてくれたのが、、その音楽の先生です。 「王様くんは、賢い子ですよ。自分の意見をはっきり言えるしっかりした子ですよ」と何度も何度も言ってもらいました。 他の先生は見るからに、面倒な子だな、、って感じでしたけど、音楽の先生は、きっと私に向けてくれた言葉と同じような言葉を王様にかけてくれていたのだと思います。 家ではなるべく学校の話をしないようにしていましたが、この先生の名前は何度も出てきました。 昨年、定年になられてもう学校からいなくなってしまうことを王様は残念がっていました。 新しく来た音楽の先生が「前の先生はそうだったかもしれないけど、私は違います」というようなことを言ったとき、、、王様は、信頼できない。と、そういう気持ちになったらしいです。 それくらい、その音楽の先生には思い入れがありました。 王様の大事なときに、こんな素敵な先生がいてくれて本当によかったなぁ。。。と、思います。 いつまでも、いつまでも、この先生のことは忘れないでしょうね。。私も忘れない。 学芸会にも、卒業式にも顔を出して欲しいです。。。 :・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・ 今はもう、というか、1年生の2学期からは、なんてことなく学校へ自分からさっさと行ってしまいます。一体なんだったのか、、、何がだめだったのか?と、たずねても、王様もよくわからないようでした。 彼にとっては、思い出したくないような“汚点”らしいけど、毎年、1年生が通学班に入ってきたときに、「泣いてたら優しくしてあげるんだよ」と言うと、黙って頷いています。 何事も、経験ですね。^^
by CHEDS
| 2008-09-27 20:57
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