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お相撲に行って来ました。 すごく楽しかったです。 ひいきなお相撲さんとかもいなし、取り組みの内容もよく知らない王様と私ですが、それでも十分満足した時間が過ごせました。 ■気になったのは高見盛 本人は素でやっているのでしょうけど、そのパフォーマンスが会場を沸かせました。 物言いがつき、判定が発表されましたが、高見盛はその判定が聞こえなかったのか、内容が分らなかったのか、隣の人に 『俺?勝ったの?』みたいにして聞いていました。 ■前日横綱を負かした黒海 黒海が入場すると、会場中、大拍手でした。 平日にお相撲を観戦に行くと、色々な特典があって、携帯のストラップが全員に貰えました。 偶然にも、先日に朝青龍に勝った黒海と琴欧州のストラップでした。 ■滑らかお肌の朝青龍 横綱・朝青龍の肌はとってもモチモチしていて綺麗な肌でした。 ■千代の富士と貴乃花 お相撲について詳しく知らない私でも、さすがに千代の富士とか貴乃花とかくらいは知っています。その二人が審判員として座っていました。千代の富士は遠くから見ても顔の形が整っていて男前でした。貴乃花は背筋を伸ばしで、凛々しく座っていましたが、土俵を見ているというよりは、通り越して遠いところを見ているようでした。・・・ご心労、お察しします・・・。 ■幕内と、それ以下の違い 幕内の取り組みは、やはりエンターテイメント性があると思いました。それ以下の取り組みは、勝った負けたに力士が真剣に一喜一憂しているのですが、幕内は勝ち負けよりも、試合の内容をお客さんに喜んでもらおうという感じが伝わってきました。 幕内になると、土俵脇で自分の取り組みを待つ間、ふかふかのでっかい座布団に座っています。その座布団がそれぞれの力士の『マイ座布団』で、力士が入れ替わるたびに、座布団の交換もありました。様々な色のまわしと座布団、それぞれにラッキーカラーとかあるのでしょうね。 幕内になると、急に会場内でうちわをパタパタする人が増えました。場内はかなりエアコンが効いていたのに、やはり気持ちが白熱してくるのか、急にパタパタしていました。 ■しきたり 国技と云うことで、色々な場面で日本古来のしきたりのようなものがありました。競技ではなく一つの“文化”だと思いました。 会場に入るところからその“しきたり”はあって、入場口で親方にチケットをもぎって貰うと、「はい、ご案内して~」と後ろに控えていた人に声を掛けました。その案内してくださる方々は皆さん一様に、ハッピ姿に八百屋さんに野菜を仕入れに行くような、“大きい買い物籠”を持っていました。席まで丁寧に誘導してくださって、その気になる“大きい買い物籠”の中から取り組み表と名古屋場所記念(!?)のうちわを出してくれました。飲み物のことやおつまみのことを甲斐甲斐しく心配してくださったのですが、今考えると、もしかしてチップとか必要だったのでしょうか??? 男性の案内役さんは時代劇でよく見る飛脚のような格好をしていました。 万博の開催と重なって、外国からのお客さんもたくさんでした。スポーツ観戦だけなく、こういうしきたりの多い日本の文化にも触れられるので、きっと人気が高いのでしょうね。外国人の人がちょっと違ったイントネーションで力士の名前を言って応援している姿がとても微笑ましかったです。 名古屋場所は愛知県体育館で開催され、愛知県体育館は、名古屋城のお堀の中にあります。取り組みが全て終ってお堀の石垣を出る所で、お囃子が聞こえてきました。それと同時に、皆が上を見ているので私も見上げると、高~~~い櫓の上で2人の男性が生演奏で太鼓を叩いていました。地味な演出です。でも、そこを通る殆どの人がそのことの気づいて見上げていたので、やってる甲斐もあるというものです。服装が普段着だったのがちょっと興ざめでしたが、でも、とっても良かったです。 ■王様のご様子 王様は終始ご満悦でした。 売店行ってアレコレ見たり、一緒になって四股をふんだり、行司さんの真似をしたり、とても満喫していました。椅子ではなく、靴を脱いでお座敷風の座席だったのでそれでくつろげたのかもしれませんね。 いい勝負の時は、座布団を投げるんだよ。と言っておいたら、ずっと、「今投げるの?何時投げるの?」と心待ちにしていました。ですが、この日は朝青龍が勝ったので座布団が飛ぶことはありませんでした。 テレビでは味わえないお相撲でした。 また、機会を見つけて是非、行きたいです。
by CHEDS
| 2005-07-22 22:01
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