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綺麗なトルコブルーのチョゴリです。「青」というよりは「碧」ですよね。兄の結婚の時に便乗して買ってもらいました。一番気に入っているチョゴリです。 チョゴリと総称して言いますが、 上着 + スカート = 치마 저고리 チマ・チョゴリ 上着 + ズボン = 바지 저고리 パジ・チョゴリ です。 男の人がズボンの下にはく パッチ、あれば朝鮮語の바지(パジ;ズボン)が語源であるそうです。 ついでに・・・ 王様の学校へ「カンコクゴ」の授業のためにチョゴリを着て行って来ました。友達や親戚の結婚式以外にチョゴリを着る機会が持てるなんて思ってもいませんでした。 生活科の課題で「名人探し」というのがあり、皆がそれぞれ「うちのお母さんはお料理が得意」「うちのおばあちゃんはビーズ作りが得意」と言っている中、王様が先生に「カンコクゴの授業がやりたい」と申し出て、私が出動したのでした。正直言って、他の子のことはどうでもよくって、王様のために一肌脱ぎました・・・、じゃなくて、チョゴリを着ました。 私の小学生時代、自分が韓国人であることや、親がそうであることや、そういうことを含めて、諸々全部、みんなの前で明るく言えた環境ではありませんでした。特に隠していたわけではありませんが、わざわざ誇張することで、虐められたり、特別視されるのを避けてきました。 チョゴリを着た私が教室に入ると、向けられたのは「脅威の目」ではなく、好奇心でキラキラした、真っ直ぐ素直な瞳でした。「韓国に行ったことありますか?」「キムチ食べたことありますか?」「知ってるカンコクゴありますか?」の質問に対して、子供たちは我先にと、自分の経験の中から精一杯自慢することを探して、話をしてくれました。 王様の生きていく時代、大丈夫かも。 少し、安心しました。私たちの時代とは本当に、本当に変わっています。しかも、良い可能性を十分含んでいます。こんなことを実感できたのも、王様のお陰です。「ぼくは韓国人」と、誰に憚ることなく普通に口にする王様がとっても誇らしく思えます。ずっと日本にいても、カンコクゴが話せなくても、関係なく在日韓国人として暮らしていることが、わかってもらえればいいなと思います。
by CHEDS
| 2004-10-30 16:03
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